ひとり、旅へ【自分へのご褒美の旅】

作成: 日時: 2020年4月2日
行きたい

国内旅行でひとり旅が増えているという。誰かと予定を調整する必要もないし、思い立ったら旅に出るという気軽さがいいのかもしれない。神経をすり減らす日常から、ひととき脱出したいのかもしれない。ひとり旅に求めるものは人それぞれちょっとずつ違うようだ。ある人は、ひとりになる時間が欲しいと願い、その逆に旅先での新たな出会いを楽しみにしている人もいるだろう。

そこで今回の特集では、3つの切り口でひとり旅を紹介することにした。雪国観光圏の観光協会メンバーと「雪と旅」編集チームが共同して選りすぐった、おすすめの過ごし方を紹介しよう。

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みっつめは、「自分へのご褒美の旅」。誰にも気兼ねなく、自分に贅沢をプレゼントしよう。選りすぐりの空間や絶景温泉、食などいつもより少しだけ贅沢な時間を味わって欲しい。

ryugonで食べることができる雪国ガストロノミー 。地元雪国の食材を、一番美味しい旬の季節に素材の美味しさが一番伝わる調理法で提供してくれる。(©︎Tetsuya Ito)

子供の頃のようにやりたかったことを、思いっきりやりたい時ってありませんか?幼かった頃は親に言いたいことを言い、欲しいものをねだった記憶があるもの(それらは全部が叶ったわけではなかったが…)。けれど人は成長してくるに従い、自制することを覚えてしまい、いつの間にか自己の本当の欲求にフタをしてしまう。

旅に出た時くらい思いっきりワガママしませんか?

宿についたら温泉で旅の疲れを癒し、部屋に戻り浴衣姿で縁側に座り、ビールの栓を抜く。窓の外の渓流の流れを眺めながら至福の一杯。夕食はその土地の食材をふんだんに使ったフルコース。もちろん食事のお供は地酒だ。給仕をしてくれるスタッフから、食材のこと、料理のこと、そしてこの土地の話などを聞く。料理はその土地の文化が詰まっていることを知り、一層食事が味わい深いものになった。翌朝、朝風呂を浴びた後、おいしい朝食をいただく。出発までは時間があるので、ゆっくり朝寝を楽しむ。

そんなワガママ一杯な贅沢な時間が過ごすことができるのも、一人旅ならでは。思いっきり一人時間を楽しもう。

 

ラグジュアリーにひたる

酒の宿 玉城屋ではここでしか味わえない「里山キュイジーヌ」に、ソムリエと酒匠の資格を持つオーナーが希少な越後の地酒やワインを一皿ごとにペアリングする。

ryugon(南魚沼市)は登録有形文化財にも指定されている豪農の館の面影を残しつつ、現代的な古民家ホテルとして生まれ変わった。

別邸 仙寿庵(みなかみ町)は谷川岳にひっそり佇む隠れ家的温泉旅館。全室露天風呂付きで他人を気にすることなく至福の時間を過ごすことができる。川のせせらぎを聞きながらのスパもいい。

 

絶景風呂を堪能する

里山十帖(南魚沼市)の湯処「天の川」からは標高2,000メートル前後の上信越国境の山々の絶景が望める。特に山に雪が残る春と初冬、そして満天の星空と天の川の時期が見どころ。


秘境秋山郷の再奥地にある秋山郷 雄川閣(栄村)は中津川のせせらぎを聞きながら自然と一体になれる温泉。河原の石を積み上げて露天風呂を作ることも。

まつだい芝峠温泉 雲海(十日町市)は雲海を眺める絶景露天風呂が有名。眼下に雲海を臨む朝風呂で心も体もリフレッシュ。

 

雪国の酒を味わう

苗場酒造(津南町)は日本百名山「苗場山」の伏流水を仕込み水とし、100年以上の長きに渡り飲み愛されてきた「地酒蔵」。酒蔵見学も可能だ(要予約)。

越後湯沢駅のぽんしゅ館(湯沢町)は地酒王国新潟の全酒蔵の日本酒を試飲できる。

魚沼の里(南魚沼市)にある雪室は銘酒“八海山”の雪室貯蔵を見学できる。館内には焼酎貯蔵庫やカフェ、売店、キッチン雑貨店などがあり、雪国の暮らしと食文化に触れることができる。