【魚沼の里】冬こそ魚沼の里

作成: 日時: 2018年12月6日
行きたい 食べたい

寒仕込みの季節を迎え第二浩和蔵から湯気が立ち上る

 ここ「魚沼の里」が雪ですっぽり覆われる冬、蔵は一番忙しい時期である。静寂な中にも蒸米する白い蒸気が立ち上る。新潟の酒造りは“寒造り”古来より雪の降る時期に酒造りが行われてきた。それは雪がもたらす一定の低温と湿気が麹菌や酵母など酒造りに欠かせない微生物の働きに最適な環境となるからだ。そんな冬の酒造りの現場の気配を感じながら「魚沼の里」を歩く。

冬季限定の八海山しぼりたて原酒「越後で候」

 

 まず、訪れたのは「武火文火」。ここでは地元産食材を使った定食が人気だが、冬限定で「粕汁(かすじる)」を提供している。銘酒「八海山」の酒粕を使用したもので、鮭や野菜が入り体の芯から温まる。

「武火文火」の粕汁は定食+120円で食べる事ができる

 

 続いて訪れたのは「猿倉山ビール醸造所」。“ポーター”を飲んでみる。褐色のビールは香ばしさとホップの苦みが楽しめる限定のクラフトビール。高台にあるので、ガラス越しに冬景色が一望に見渡す事が出来る。

「猿倉山ビール醸造所」では“RYDEEN BEER”(ライディーン ビール)や“フレッシュサルサ&チリドッグ”など軽食が楽しめる

 

 帰りは、「little M.」(リトル エム)で、自然栽培のオーガニックコーヒーと手作りのお菓子をテイクアウトする。添加物を使用していないドーナツやベーグルなど健康とおいしさを両立しているという。

「little M.」(リトル エム)のベーグルは自家製栽培の野菜やフルーツを使用している限定商品もあるから見逃せない

 

1日ツアーと半日ツアーのスノーシューも楽しめる。詳細は魚沼の里HP(http://www.uonuma-no-sato.jp/)へ。

 

千年こうじやの冬のギフトカタログは、「つつみや八蔵」や「雪室千年こうじや」で入手できる。またオンラインショップ(https://shop.sennen-koujiya.jp/)でも可能。

 

魚沼の里[六日町I.C.より車で20分]
http://www.uonuma-no-sato.jp/

・そば屋 長森
・城内食堂 武火文火(ぶかぶんか)
・菓子処 さとや
・つつみや八蔵(はちくら)
・八海山雪室
・八海山みんなの社員食堂
・猿倉山ビール醸造所
・little M.