【魚沼の里】田んぼと山の間に「魚沼の里」

作成: 日時: 2021年10月1日
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秋の稲穂と第二浩和蔵

 

一面に広がる稲穂が首(こうべ)を垂れる頃、秋が来たな、と実感する。
「魚沼の里」の各飲食店でも秋の味覚を様々提案している。なんといってもこの時期のオススメは〝新米の魚沼コシヒカリ〟。「そば屋長森」ではおにぎりやごはんとして提供される。蔵人のおなかを満たす「八海山みんなの社員食堂」は現在、一般客向けには土日祝の限定でオープンしているが、そこでも炊き立てのコシヒカリを食べることができる。使われる洗米機は隣接する八海醸造第二浩和蔵の酒づくりと同じ方式を使用。ジェット気泡方式の自動洗米機で米ぬかを完全に洗い流し、それを火力の強いガス釜で炊く。お水は八海山の仕込み水と同じ「雷電様の清水」だ。これでごはんがおいしくないわけない。また、新米をお土産で、という方には「千年こうじや」や「猿倉山ビール醸造所」で厳選された新米が販売されている。オンラインストアでも購入できる。

 


社員食堂のメニュー:日替わり定食(900円)、季節ごとに変わる八海定食(肉・魚)。
秋の八海定食(肉)は鶏の唐揚げ甘酢ネギタレ、八海定食(魚)は銀鮭のっぺあんかけ。

 

新しく「YUKIMURO WAGYU UCHIYAMA」もお目見えした。早くもおいしいお肉で人気のお店だ。長年、南魚沼市内で食肉加工卸会社を経営してきた内山社長は、雪国の文化を大切にする「魚沼の里」のコンセプトに共感し、今年7月、専用の雪室設備を利用した加工場兼ショップ・レストランをオープンさせた。
「欧米のドライエイジングに比べて、雪室によるウェットエイジングはお肉がしっとりとして脂分がさっぱりとします。また肉本来のアミノ酸が増え、おいしくなります」と語るのはシャルキュトリー(食肉加工品)の職人、大出啓祐さん。ショップでは魚沼の伝統野菜を使ったソーセージなど地産と雪国の伝統にこだわったオリジナルシャルキュトリーやg単位で注文できるにいがた和牛などを購入でき、レストランではそれらの素材を使ったメニューをすぐそばで醸造されているライディーンビールなどと共に楽しめる。「意外に熱燗と生ハムも合いますよ」と語る大出さん。いろいろな楽しみ方ができるお店である。

 


ビール醸造所手前にオープンした「YUKIMURO WAGYU UCHIYAMA」

 


併設の売店ではシャルキュトリーやカット和牛などが購入できる

 


大出さんと内山社長(右)

 


一番人気のメニューはミックスグリル

 

info 「飯碗のある食卓」

 

八海山雪室2Fokatteでは、9月18日(土)から10月6日(水)まで「飯碗のある食卓」を開催する。
7人の陶芸作家による「飯碗」を中心としたテーブルウェアの企画展だという。新米を楽しめるこの時期、お気に入りの一碗を探してはどうだろうか。


ガス釜の炊飯器で炊いたお米は輝いている


千年こうじやで販売される魚沼産コシヒカリ

 

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魚沼の里
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2.菓子処 さとや
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4.little M. &FOREST
5.八海山雪室
6.八海山みんなの社員食堂
7.猿倉山ビール醸造所
8.little M.