雪国へいこう【03どぶろく編|笛田文芳さん】

作成: 日時: 2018年12月6日
やりたい 知りたい 行きたい

スキーやスノボで「雪国」に来る人の多くは、スキー場や駅での記憶しかないのではないだろうか?なんと、もったいない!スキー板を外し、ちょっと町に出るだけで違う世界が広がる。雪国の風土、暮らし、そして文化。雪のない都会では想像もつかない様な異文化の世界が広がる。そんな体験がしたくて、雪国に暮らす人たちを訪ねました。

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笛田文芳さん

笛田さんがどぶろく造りをはじめたきっかけは、平成17年に湯沢町がどぶろく特区に認定されたこと。経験は一切なかったが、それでも踏み切った。「嬉しい時も悲しい時も、人っていろんな時にお酒を飲むでしょ。春から自分で造ったお米が、人の気持ちに影響を与えるようなものに化ける…それを魅力に感じて」。ロッジ運営と農業のかたわら数ヶ月に渡り準備を進めた笛田さん。平成18年7月に見事「湯沢温泉どぶろく特区第一号」を取得した。

そんな笛田さんのどぶろくは、初年度いきなり「全国どぶろく研究大会のコンテスト」で入賞を果たす。以来、順調にファンを増やしてきたが、増産することは考えていない。取引先は湯沢町と南魚沼市の一部店舗のみ。理由は地域の活性化だ。「取り寄せとかするんじゃなくて、やっぱりここに来てほしいから。『どぶろくが飲めるから湯沢のあの店に行ってみよう』とか、そんなことになれば嬉しいよね」。

 

ロッジなかのうち

新潟県南魚沼郡湯沢町神立3571-2
TEL.025-784-3771

 

 

Tour plan

雪国体験幻想的なかまくらで過ごす雪国の夕べ

かまくらの中ではけんちん汁、魚沼大沢産こしひかり、味噌田楽にお漬物や甘酒、どぶろくをお召し上がりください。(要どぶろくは事前申込)

●日程/2019年1月中旬〜3月下旬
●料金/大人3,000円 小学生2,500円(どぶろく付きは+600円)
●定員/2〜5名
●予約先/雪国観光舎 越後湯沢温泉
●電話/025-785-5353